電気自動車・鉄道車両・送電線・MRIなどから生じる磁界の計測に
独立行政法人 自動車技術総合機構交通安全環境研究所殿との共同研究成果品
直流磁界から50kHz交流磁界までを計測
電気自動車・電気自動車・鉄道車両・送電線などから生じる磁界を計測するために、
交通安全環境研究所殿と共同で研究開発した広帯域三軸磁界測定器です。
磁気検出方式にはフラックスゲート方式の一つである磁気発振方式を採用していきますので、
直流磁界から50kHzまでの広い周波数帯域の磁界が計測できます。
※国際規格IEC 61786、IEC/TS 62597及びJIS E 4018に準拠しています。
おもな用途
- 電気自動車・電車・地下鉄・新幹線などの社内や沿線における環境磁場計測
- 電子顕微鏡、電子線描画装置などの電子機器設置環境の磁場計測
- MRI設置場所、病院、研究所、工場などの周辺磁場計測
- 生体磁気計測装置の設置環境磁場計測
- 磁気シールド設備の遮へい性能評価
- アクティブ磁気シールドなどの磁気応用技術の開発
広帯域三軸磁界測定器 WL-2024A 製品仕様
有効測定範囲 | 0μT~±1000μT(±10G)、三軸成分同時計測 |
周波数特性 | DC~50kHz(-3db) |
分解能 | 0.1μT(1mG) |
直線性 | ±3%of Full Scale(DC~40kHzにおいて) |
出力電圧 | 0V~±10V/±1000μT(各軸BNC端子) |
電源 | AC90V~110V(50/60Hz)、1A |
本体 | 66×260×280mm、2.9kg |
プローブ | 30×30×30mm、ケーブル長15m(1.1kg) |